Te‘zぷらざ

2025-02-20

6年生 スキー合宿三日目(2)

長野県から6年生スキー合宿の様子をお届けします。

今日も、月組と星組はエスカルプラザで合流しました。
班の先生と挨拶をして、すぐにリフトに乗ってスキーレッスン……
ではありません。
体調チェック、安全確認を毎回行うので、出発までに時間がかかります。
幸い、全員体調に問題はなく、今朝は新しいことを教わりました。
夜の間にかなりの雪が降ったので、
少し歩くだけでも、スキー靴の裏に雪がたくさんつくのです。
そのままではスキー板を履くことができないので、雪を落とします。
片足を上げて靴裏の雪を落とすのですが、靴は重たい!
ふらふらして雪面に靴をつけてしまうと、もう一度初めから。
大変ですが、新雪を滑ることができるので、みんな、がんばって!
板を履いたら、または板を履く前に、
それぞれ班ごとに準備体操が始まりました。
屈伸運動をしたり腕回しをしたりして、体をほぐしていきます。
引率の先生たちも一緒に行きますよ。
「先生、どれぐらいの腕前ですか?転びませんか?」
「お任せあれ。」
高速リフトに乗って、あっという間に上っていきました。
午前のレッスンの初めから、上から滑り降りる班もあるようです。

充実したレッスンから戻ると、昼食の時間です。
乾いた喉に果汁100%のジュースが美味しい。
新雪に突っ込んで、ふわふわ感を満喫したという子もいました。
レッスン二日目の昼食は、パスタです。
食べたい量を伝えて、いただきます。
小盛り、普通盛り、大盛り、大盛りの向こう側…までありました。
昼食と午後のレッスンの間には、月組と星組とで交代して、
お買い物と、記念撮影+雪遊びを楽しみました。
お買い物は、買うものをすぐに決める子あり、迷う子あり。
これにしようかな。
家族は喜んでくれるかな。
記念に残るもの、あるいは美味しそうなお漬物やお菓子。
ご当地ものもいいなあ、何を買ったの?
お小遣いを使いきろうと、一生懸命に計算しながら
買っている子もいました。

エスカルプラザの正面を出ると、ゲレンデを背に見えるのは、幸せの鐘。
鳴らすと幸せがくるという言い伝えがあります。
この鐘も、かなりの雪で埋まりそうになっていました。
早速大きな雪玉を作っている子もいます。
大変!担任の先生が狙われている……。
雪まみれになって、大変楽しめた雪遊びでした。
記念写真はカメラマンさんに撮っていただきましたので、
お楽しみになさってください。

午後からはドラゴン級の検定試験を行い、それぞれの級で
合格をいただきました。
ドラゴン級では、練習達成度の評価が決められています。
例えば、リフトを利用して滑ることができ、
斜面の途中で止まることができれば、9級です。
フリー滑走までできる子は、班担当の先生ぐらい滑る技術があるそうです。
毎年検定試験がありましたから、
きっと目標を持ってこの合宿に参加したことでしょう。
楽しい二日間のレッスンは、終わってしまいました。
四年生から三年間、この地でスキー技術の向上を目指したので、
閉校式ではスクールの校長先生からお褒めの言葉をいただきました。
代表の二人がお礼の言葉を伝え、その後、賞状の授与。

今年は、家族連れのスキーヤーが多く見られました。
帝塚山小学校児童としてスキーでお世話になるのは今回で最後ですが、
いつか別の形で白馬五竜を再訪し、スキーやスノーボード等を
楽しむ日がくるかもしれませんね。

三年間で6つのペンションでお世話になりました。
そのオーナーさんたちが再会しようとエスカルプラザに駆けつけて、
五竜汁を振る舞ってくださいました。
大根、人参、筍、蒟蒻、葱、牛蒡や鶏等がたっぷり入り、
おかわりをいただきたくなる美味しさでした。
本当に、本当にありがとうございました。