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2020-09-30

自分の詩を作る ~2年生~


 運動会の練習も進む中、本校では同時進行で勉強も進めています。

 先日、2年生の国語の時間にひとり一人が自分の「詩」を作りました。
 教科書に出ている詩を参考にして、自分の好きなことや最近気になることを文字で綴り、自分の想いを表現します。

 「マインドマップ」をご存知でしょうか。
 
 最初に中心となる語を書き、そこから連想される言葉を書き出し、線で結び、またその言葉から連想する語を書き込んでいきます。
 考えを整理する際に使うこの技法を、2年生は「アイデア図」と呼んで利用し、詩の構成を考えるのに役立ちました。


 またこれまでの音読練習の経験を活かし、言葉のリズムや音の響きがよい表現を自分で精選します。声に出して読むことで実際の音を確かめ、また考え直して修正したり、付け加えたりします。友達の詩を見たり、聴いたりして、友達のよいところを見つけたりもします。
 このように、国語の授業でもお互いの良さを認めあいながら、自分の詩を書き上げていくのです。


 「みんなちがって、みんないい」

 子どもたちの作品をよく見ると、個性がにじみ出ています。
 私たちの心にグッと響くもの、私たち大人の心を揺さぶる作品にも出会います。

 「子どもの力ってすごいなぁ。」
 「子どもたちはこんな視点で眺めているんだね。」
 「大人にはこの感性はもうないなぁ。」

と、感心しながら読むこともしばしば。

 心がほっこりと温かくなった秋の一日でした。