白馬という地は、奈良からはとても遠い場所にあります。１日バスに揺られて、ようやく到着する場所ですが、スキーの聖地といわれる白馬という場所には、それだけの時間をかけてでも訪れるだけの価値と魅力があります。雪質やゲレンデコンディションの良さはもちろんのこと、自然の豊かさ、宿舎やスキー場の人々の人柄の良さ、食べ物の美味しさなど、挙げればきりがありません。４年生から６年生までの３年間、この白馬の地でスキー教室を経験することは、素晴らしいことであり、きっと自慢できることでしょう。

　子どもたちは、学年最後の共同生活を通して、あらためて学ぶことの多い合宿だったと思います。スキー技術の向上に加え、仲間との絆を深めることや、お互いを尊重し合い協力することも大きな目的でした。４月から最高学年となる、６年生としての姿を考える機会でもあります。また来年、最高学年の立派な６年生となって、この白馬の地を訪れたいと思います。