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2024-10-18
【全学年】運動会のその後 ~思いを綴る~
子どもたちの記憶に残る素晴らしい運動会が終わりました。素晴らしい行事は、子どもたちの心を大きく動かします。本校では、そんな子どもたちの心を、しっかりと文章に書き表すことも大切にしています。書くことで心の動きを振り返り、適切な言葉を探し、伝えることの大切さを学んでいくのです。今回の記事では運動会の作文を紹介します。
(1年生)
うんどうかいのとき三いになりました。つぎはぜったいかちたいです。だんちょうの〇〇さんのさいごのことばがすごくかんどうしました。じぶんが六ねんせいになったら、だんちょうになってゆうしょうしたいとおもいました。
(5年生)
六年生は最後の運動会で、くやしなみだ、うれしなみだを流していました。来年はあこがれの最高学年になれます。もし団長になることができたら、今年の団長のように下級生をひっぱっていけるような存在になりたいです。
(5年生)
(前略)妹は最近ずっと四色対抗リレーの練習を頑張っていたので、リレーで一位になれて、兄としてとてもほこらしかったです。
六年生が最後に話をしてくれて、下級生のことをしっかりまとめて、楽しんで取り組むことを教えてくれました。ぼくも来年精一ぱいがんばれるように成長したいなぁ。
(6年生)
(前略)そして、最後の種目、四色対抗リレー。僕の前までまわろうとした、そのときでした。前の子がバトンを落としてしまいました。でも「大丈夫。まだいける。」と思いながら、自分の番がまわってきました。そして、最後の力を振りしぼり、なんとか次の走者まであと少しのところまできて、アンカーにバトンを渡しました。「たのむ!追い抜かせ!」と心の中で言いました。でも結果は四位。とても悔しくて涙が出てきそうでした。でも、涙をこらえました。
いよいよ結果発表の時が来ました。結果は三位。とても悔しく、またまた涙が出そうでした。でも「まだ泣くな。」と自分に言いました。運動会が終わって、青組と話をしているとき、突然、涙が出てきました。「まだ泣くな!」と自分に言いましたが、それでも出てきてしまいました。
泣くはずじゃなかったのに、涙が自然と出てきて、本当に悔しかったんだなと今でも思っています。
低学年の子たちは泣かないんだろうなと思っていたけど、青組のみんなは大号泣で、なんかうれしく感じました。こんなにも一緒に泣いてくれる人たちは初めてで「これが俺の思っていたチームだ。」って思いました。青組のメンバーが、この仲間たちで、本当にうれしかったです。



