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2024-10-03
【1年生】夏休み自由研究
本校の開校以来、伝統として大切にしている学習の一つにおしらせ学習があります。身近な物に目を向け、じっくり見たり触ったりなどして、その物について詳しくし、お友だちに“おしらせ”します。
入学して間もない頃より、おしらせ学習を続けていくことで、子どもたちは「なんでこんな形になっているのだろう」「これとこれは葉っぱの形が似ているから仲間なのかな」といった具合に、不思議を発見できるようになっていきます。不思議を発見できるようになると、子どもたちは不思議を追究しようとします。いわば、おしらせ学習は学びの原点となる学習なのです。
子どもたちは1学期の間、おしらせ学習を続けてきました。少しずつ見る目が詳しくなり、色や形、動き方や手触りなど、子どもたちならではの言葉で伝えたり、それに対して聴いている子どもたちが、お尋ねをしたり新たに見つけたことを付け足したりして、どんどん詳しくできるようになっていきました。
夏休みの自由研究は「“おしらせ”したいものを見つけてかく」ことでした。カブトムシが幼虫から成虫になるまでをまとめたり、ヤドカリが好む場所をかいたりなど、夏休みだからこそ、続けて観察して、変化をまとめたものがたくさんありました。
2学期、子どもたちは夏休みの頑張りをやる気いっぱいに発表してくれました。これからもおしらせ学習を通して、良き学習者として成長を続けてほしいと願っています。






